コスモス寺花だより
コスモス寺花だより
11・29
〔開花情報〕
◇スイセン(水仙):≪咲きはじめ≫
朝晩は冬のような寒さになってきました。
いま水仙は剣のような緑の葉を伸ばしていますが、
その中にたくさんの蕾が見えています。
そして、三十三所観音石仏の前では
ちらほらと咲き出しています。
「水仙に風見えそめて佇めり」高野素十
・花の見頃;12月~2月
・種類;一重咲の日本水仙と八重咲のチャフルネス
・本数;2万本
◇ コスモス(秋桜):≪終わりました≫
来年も初夏(6月)と秋(10月)に咲きます、お楽しみに。
〔お茶の名産地復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」。
(新種苗木は木津川市の「お茶の苗木ファーム」通販にて購入しています)
〔四季の花暦〕
・春:桜・山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(6月)
未草・百日紅・秋海棠(6月~8月)
・秋:萩・紫苑(9月)
コスモス(10月~11月)
お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)