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2021年11月25日 (木)

コスモス寺花だより

11・25

*本日、奈良市中ノ川町の「中川寺成身院跡」に現存する御開山実範上人御廟所の五輪塔前で、高野山宿坊三宝院のご住職を中心に高野山真言宗の数十人の僧衆が「南山進流声明(なんざんしんりゅうしょうみょう)」による墓前法要を営まれます。これは平安の末頃、中川寺の大進上人の「大進流」声明が高野山三宝院へ伝えられ、高野山真言宗の正式声明となった由緒によるものです。
この度の法要は、明治元年に廃絶してしまった中川寺成身院において、先師上人たちの法恩に報いようと企画されたものです。
奈良仏教の側でも毎年、9月10日の実範上人御忌日には、興福寺、浄瑠璃寺、岩船寺、般若寺から墓参をしています。寺跡は数十ヘクタールの山林の中に埋もれています。奈良からは笠置行バスで「中の川町」停留所下車、その先徒歩10分程で道の左側へ下る細い脇道を下れば50mほどに五輪塔があります。

〔開花情報〕


◇スイセン(水仙):≪咲きはじめ≫
観音石仏の前でも咲き始めました。

「小鳥来るほどに晴れたり水仙花」村山古郷
・花の見頃;12月~2月
・種類;一重咲の日本水仙と八重咲のチャフルネス
・本数;2万本

◇ コスモス(秋桜):≪なごりの花≫
「コスモスの佳人の如きたたずまひ」高澤良一

〔お茶の名産地復活をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山の一つ(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)に数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」。
(新種苗木は木津川市の「お茶の苗木ファーム」通販にて購入しています)

〔四季の花暦〕
・春:桜・山吹(4月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

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