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2022年11月 2日 (水)

コスモス寺花だより

11・2
昨日は久しぶりの雨でしたが、今日からはまた晴れるようです。桜やケヤキなどの落葉樹は少し色づいてきたようです。季節の移ろいに自然界は敏感ですね。

〔コスモス開花情報〕

◇コスモス:≪満開です≫

今年のコスモスは開花が遅れたので、
茎は高く伸び、人の背丈をこえています。
また花が大きく色あざやかです。
秋晴れの青い空に赤白ピンクの、
そしてうすい黄色の花が映えています。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子

「コスモスの花遊びをる虚空かな」高濱虚子

「コスモスを離れし蝶に谿深し」水原秋櫻子

・開花時期:9月下旬~11月上旬
・本数と種類:15万本。15種類。

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。本会はかつての般若寺の偉容を再興するのを目的に結成されています。(伽藍復興、寺域回復、南朝遺跡顕彰など)
護持会の取り決めにより11月13日までは
◎ 平日は1時間500円
◎ 休日は30分500円
を申し受けることになりました。

〔白鳳秘仏特別公開〕
コロナ禍のため休止していた秘仏公開を今秋再開しています。
・期間:10月29日(土)~11月13日(日)
・時間:10:00~15:00
・拝観料:お1人様300円
(入山拝観料と別途に申し受けます)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

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