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2023年10月

2023年10月31日 (火)

コスモス寺花だより

10・31

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

10月の最終日となりました。
秋たけなわ、爽やかな秋晴れの下、コスモスは満開状態が続いています。
参拝者のご意見では、「近年にないくらい見事に咲いていますね」と評価をされる方が多いです。
花が大きくて色あざやかなのが印象的だそうです。

今年は台風がなかったのと、涼しくなってから咲きだしたのが良かったのでしょう。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。
おかげで花数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスもすがれる蝶も露しとど」水原秋櫻子
「コスモスの繚乱たるは景をなし」清崎敏郎
「望郷や土塀コスモス咲き乱れ」星野立子

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月30日 (月)

コスモス寺花だより

10・30

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

爽やかな秋晴れの下、コスモスは満開状態が続いています。
参拝者のご意見では、「近年にないくらい見事に咲いていますね」と評価をされる方が多いです。花が大きくて色あざやかなのが印象的だそうです。
今年は台風がなかったのと、涼しくなってから咲きだしたのが良かったのでしょう。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。
おかげで花数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスもすがれる蝶も露しとど」水原秋櫻子
「コスモスの繚乱たるは景をなし」清崎敏郎
「望郷や土塀コスモス咲き乱れ」星野立子

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月29日 (日)

コスモス寺花だより

10・29

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

爽やかな秋晴れの下、コスモスは満開となっています。
参拝者のご意見では「近年にないくらい見事に咲いていますね」と評価をされる方が多いです。
今年は台風がなかったのと、涼しくなってから咲きだしたのが良かったのでしょう。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。
おかげで花数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスもすがれる蝶も露しとど」水原秋櫻子
「コスモスの繚乱たるは景をなし」清崎敏郎
「望郷や土塀コスモス咲き乱れ」星野立子

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月28日 (土)

コスモス寺花だより

コスモス寺花だより

10・28

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

爽やかな秋晴れの下、コスモスは満開となっています。
参拝者のご意見では「近年にないくらい見事に咲いていますね」と評価をされる方が多いです。
今年は台風がなかったのと、涼しくなってから咲きだしたのが良かったのでしょう。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。
おかげで花数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスもすがれる蝶も露しとど」水原秋櫻子
「コスモスの繚乱たるは景をなし」清崎敏郎
「望郷や土塀コスモス咲き乱れ」星野立子

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年10月27日 (金)

コスモス寺花だより

10・27

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

爽やかな秋晴れの下、コスモスは満開となっています。
参拝者のご意見では「近年にないくらい見事に咲いていますね」と評価をされる方が多いです。
今年は台風がなかったのと涼しくなってから咲きだしたのが良かったのでしょう。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。
おかげで花数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの君と言はれし人思ふ」
山口青邨
「コスモスの広きみだれに夜のとばり」
中村汀女
「鉄柵の中コスモス咲きみちて揺る」
種田山頭火

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年10月26日 (木)

コスモス寺花だより

10・26

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

爽やかな秋晴れの下、コスモスは満開となっています。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。
おかげで花数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの君と言はれし人思ふ」
山口青邨
「コスモスの広きみだれに夜のとばり」
中村汀女
「鉄柵の中コスモス咲きみちて揺る」
種田山頭火

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月25日 (水)

コスモス寺花だより

10・25

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

爽やかな秋晴れの下、コスモスは満開となっています。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。
おかげで花数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの君と言はれし人思ふ」
山口青邨
「コスモスの広きみだれに夜のとばり」
中村汀女
「鉄柵の中コスモス咲きみちて揺る」
種田山頭火

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年10月24日 (火)

コスモス寺花だより

10・24

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

爽やかな秋晴れの下、コスモスは満開となっています。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。
おかげで花数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの君と言はれし人思ふ」
山口青邨
「コスモスの広きみだれに夜のとばり」
中村汀女
「鉄柵の中コスモス咲きみちて揺る」
種田山頭火

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月23日 (月)

コスモス寺花だより

10・23

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

満開となりました。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら、猛暑のせいか8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
コスモス寺50年の歴史の中でこんなことは初めてでした。果たして秋に花が咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅まきながら咲きだして満開になったので一安心です。おかげで花の数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、慈愛に満ちた仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの君と言はれし人思ふ」
山口青邨
「コスモスの広きみだれに夜のとばり」
中村汀女
「鉄柵の中コスモス咲きみちて揺る」
種田山頭火

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年10月22日 (日)

コスモス寺花だより

10・22

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

ようやく満開となりました。例年より10日ほど後れての満開ですが、これは夏からの異常な暑さの影響です。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本ずつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
こんなことは初めてで果たして秋に咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅ればせながら咲きだし満開になったので一安心です。おかげで花の数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」
星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」
伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」
伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」
伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」
伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月21日 (土)

コスモス寺花だより

10・21

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪満開≫ 

長らくお待たせいたしましたが、ようやく満開を迎えることができました。例年より10日から2週間後れました。
夏からのあの異常な暑さのせいだと思います。
当寺では苗床でコスモスの苗を育てて、大きくなったら人の手で一本づつ境内の花壇に植え付けています。
7月からいつも通りに育てていたら8月の終わりごろに「立ち枯れ」が起こり、何度も植え直しをすることになりました。
こんなことは初めてで果たして秋に咲くだろうかと不安いっぱいでしたが、遅ればせながら咲きだし満開になったので一安心です。おかげで花の数は例年15万本のところを20万本以上植えられました。
十三重大石塔に彫られた四面の如来さまや三十三体の石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開の状態がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月20日 (金)

コスモス寺花だより

10・20

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪見ごろ≫ 

もうすぐ満開です。
コスモスは涼しい気候が好きなのか、茎がどんどん伸びて人の背丈より高いところで大きな花を咲かせています。
昨日、9月半ばに実験的に種まきした最終の苗の植え付けが終わりました。これは11月後半の花となります。
今年は台風被害が無かったので、コスモスは倒れずまっすぐに伸びています。中にはコスモスの林のようになった所もあります。
大石塔に彫られた四面の如来さま、三十三体の石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を飾るように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開がつづき、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年10月19日 (木)

コスモス寺花だより

10・19

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪見ごろ≫ 

コスモスは涼しい気候が好きなのか、茎がどんどん伸びて人の背丈よりも高いところで大きな花を咲かせています。
このまま秋晴れが続けば一気に花開いて満開になると思われます。
9月半ばに実験的に種まきした最終の苗も大きくなったので、毎日境内に植え付けています。これは11月後半の花となります。
今年は台風被害が無かったので、コスモスは倒れずにまっすぐに伸びて1・5メートルを超え、中にはコスモスの林のようになった所もあります。
33体ある石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を化粧するように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開を持続し、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月18日 (水)

コスモス寺花だより

10・18

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪見ごろ≫ 

コスモスは涼しい気候が好きなのか、茎がどんどん伸びて人の背丈よりも高いところで大きな花を咲かせています。
このまま秋晴れが続けば一気に花開いて満開になると思われます。
9月半ばに実験的に種まきした最終の苗も大きくなったので、毎日境内に植え付けています。これは11月後半の花となります。
今年は台風被害が無かったので、コスモスは倒れずにまっすぐに伸びて1・5メートルを超え、中にはコスモスの林のようになった所もあります。
33体ある石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を化粧するように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開を持続し、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月17日 (火)

コスモス寺花だより

10・17

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪見ごろ(3~5分咲)≫ 

コスモスは涼しい気候が好きなのか、茎がどんどん伸びて人の背丈よりも高いところで大きな花を咲かせています。
このまま秋晴れが続けば一気に花開いて満開になると思われます。
9月半ばに実験的に種まきした最終の苗も大きくなったので、毎日境内に植え付けています。これは11月後半の花となります。
今年は台風被害が無かったので、コスモスは倒れずにまっすぐに伸びて1・5メートルを超え、中にはコスモスの林のようになった所もあります。
33体ある石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を化粧するように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開を持続し、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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コスモス寺花だより

10・17

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪見ごろ(3~5分咲)≫ 

コスモスは涼しい気候が好きなのか、茎がどんどん伸びて人の背丈よりも高いところで大きな花を咲かせています。
このまま秋晴れが続けば一気に花開いて満開になると思われます。
9月半ばに実験的に種まきした最終の苗も大きくなったので、毎日境内に植え付けています。これは11月後半の花となります。
今年は台風被害が無かったので、コスモスは倒れずにまっすぐに伸びて1・5メートルを超え、中にはコスモスの林のようになった所もあります。
33体ある石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を化粧するように、赤、白、ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開を持続し、きれいな花を見せてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」(タキイ特選)の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年10月16日 (月)

コスモス寺花だより

10・16

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪三分咲き≫

昨日も夕立のような雨が降りました。コスモスには恵みの雨、季節を前に進める雨でした。
雨降れば枝葉が成長し、晴れたら花が咲きます。
今日は久しぶりに青天の秋晴れ、花咲く日です。
9月半ばに実験的に種まきした最終の苗が大きくなったので毎日境内に植え付けています。これは11月後半からの花となります。
境内のコスモスは、背丈が1・5メートルを超えて頂上から大きな花が次々と咲いています。
33体ある石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を化粧するように赤白ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開が続ききれいな花を咲かせてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月15日 (日)

コスモス寺花だより

10・15

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪三分咲き≫

もうすぐ見ごろになります。
夕べの雨は久々の雨量でした。草木には恵みの雨、季節を前に進める雨でした。
当寺境内のコスモスは、背丈が1・5メートルを超えて頂上から大きな花が次々と咲いています。
33体ある石の観音さまの御前では、仏さまのお顔を化粧するように赤白ピンクと色とりどりの可憐な花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開が続ききれいな花を咲かせてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝以上もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複連点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月14日 (土)

コスモス寺花だより

10・14

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪三分咲き≫

もうすぐ見ごろになります。
当寺境内のコスモスは、背丈が1・5メートルとなって頂上から大きな蕾が次々と花開いています。
33体ある石の観音さまの御前では仏さまにお供えするように大きな花が咲いています
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開が続ききれいな花を咲かせてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複蓮点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月13日 (金)

コスモス寺花だより

10・13

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪2~3分咲き≫

当寺境内のコスモスは、背丈が1・5メートルとなって頂上から大きな蕾が次々と花開いています。
33体ある石の観音さまの御前では仏さまにお供えするように大きな花が咲いています
これから爽やかな秋晴れが続くと数日のうちに「見ごろ」を迎えると思います。
そして10月半ばすぎには「満開」となります。
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開が続ききれいな花を咲かせてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複蓮点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年10月12日 (木)

コスモス寺花だより

10・12

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪2~3分咲き≫

当寺境内のコスモスは、背丈が1・5メートルとなって頂上から大きな蕾が次々と花開いています。
33体ある石の観音さまの御前では仏さまにお供えするように大きな花が咲いています
これから爽やかな秋晴れが続くと数日のうちに「見ごろ」を迎えると思います。
そして10月半ばすぎには「満開」となります。
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開が続ききれいな花を咲かせてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝もあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「四面仏在(おわ)し四面の秋桜」伊丹三樹彦
「朱印帖干す秋桜からの風」伊丹三樹彦
「山内のいずこも顔施秋桜」伊丹三樹彦


◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複蓮点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月11日 (水)

コスモス寺花だより

10・11

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪咲きはじめ≫

当寺境内のコスモスは、背の高さが1・5メートル程に伸びて茎の頂上から大きな蕾が次々と花開き、「三分咲き」となっているところもあります。
これから爽やかな秋晴れが続くようなので数日のうちに「見ごろ」を迎えると思います。
そして10月半ばすぎには「満開」となります。
今年は開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開のきれいな花を咲かせてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。
(本日から花期特別拝観料となります。11月20日まで。)

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。
如来様が立たれる二重框座、蓮華座や衣文には鏨(たがね)による複蓮点文を施すという非常に精緻かつ優美な尊像です。そして施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には口元眼もとに白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月10日 (火)

コスモス寺花だより

10・10

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪咲きはじめ≫

今年は夏から秋にかけての暑さが影響して開花が10日ほど遅れました。
でも秋の訪れとともにようやく咲きだしました。
背の高さが1・5メートルを超えてきた茎の頂上から大きな蕾が次々と花開いています。
この秋らしい涼しさが続けば、近々に「見ごろ」を迎え、10月半ばすぎには「満開」になると思われます。
開花がおそかった分だけ、11月に入ってからも満開のきれいな花を咲かせてくれるでしょう。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。
(本日から花期特別拝観料となります。11月20日まで。)

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子

◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。非常に精緻かつ優美な尊像で、施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
また体内仏三尊は、大日如来の法量2、6㎝をはじめ10㎝足らずの小ささですが精巧な彫刻、彩色、截金(きりがね)などにすぐれた造形を見せています。
これらは平安時代に宮廷に仕えられた女房方が自身の護り本尊として信仰された仏尊を石塔本尊の白鳳仏の体内に込められたものです。
秘仏は本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月 9日 (月)

コスモス寺花だより

10・9
◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。非常に精緻かつ優美な尊像で、施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪咲きはじめ≫

コスモスの花は、ここ数日の秋らしい冷気に誘われるようにちらほらと咲きだしました
今年は夏から秋にかけての暑さのため開花が10日ほど遅れましたが、大きな蕾が花開いています。
これから「見ごろ」を迎え満開になるのは10月半ばごろと思われますが、遅れた分11月に入ってからもきれいな花を咲かせてくれるでしょう。
過去には12月まで咲き続けたこともありました。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子


〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月 8日 (日)

コスモス寺花だより

10・8
◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため御奉納された「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。非常に精緻かつ優美な尊像で、施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪咲きはじめ≫

コスモスの花は、ここ数日の秋らしい冷気に誘われるようにちらほらと咲きだしました
今年は夏から秋にかけての暑さのため開花が10日ほど遅れましたが、大きな蕾が花開いています。
これから「見ごろ」を迎え満開になるのは10月半ばごろと思われますが、遅れた分11月に入ってからもきれいな花を咲かせてくれるでしょう。
過去には12月まで咲き続けたこともありました。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子


〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月 7日 (土)

コスモス寺花だより

10・7
◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇御奉納の「閻浮檀金(エンブダゴン)の阿弥陀」と伝わり、曾祖母にあたられる持統天皇の時代に造顕されました。非常に精緻かつ優美な尊像で、施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

 

〔コスモスの開花情報〕

 

◇コスモス(秋桜):≪咲きはじめ≫

 

コスモスの花は、ここ数日の秋らしい冷気に誘われるようにちらほらと咲きだしました
今年は夏から秋にかけての暑さのため開花が10日ほど遅れましたが、大きな蕾が花開いています。
これから「見ごろ」を迎え満開になるのは10月半ばごろと思われますが、遅れた分11月に入ってからもきれいな花を咲かせてくれるでしょう。
過去には12月まで咲き続けたこともありました。

 

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

 

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子

 

 

〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

 

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

 

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

 

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

 

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

 

 

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2023年10月 6日 (金)

コスモス寺花だより

10・6
◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、四重目笠石(五重目軸石と一体)から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。
本像は聖武天皇御奉納と伝わり、曾祖母に当たられる持統天皇の時代に造顕されました。非常に精緻かつ優美な尊像で、施無畏与願の大きな御手を持たれ、お顔には白鳳仏特有の微笑をたたえておられます。
本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂に安置されます。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪咲き始めました≫

コスモスの花は、ここ数日の秋らしい冷気に誘われるようにちらほらと咲きだしました
今年は夏から秋にかけての暑さのため開花が10日ほど遅れましたが、大きな蕾が花開いています。
これから「見ごろ」を迎え満開になるのは10月半ばごろと思われますが、遅れた分11月に入ってからもきれいな花を咲かせてくれるでしょう。
過去には12月まで咲き続けたこともありました。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子


〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月 5日 (木)

コスモス寺花だより

10・5
◎白鳳秘仏御開帳のご案内
59年前に重要文化財・十三重石宝塔の大修理の際、五重目軸石部から発見された白鳳仏・金銅製阿弥陀如来立像とその体内仏の特別公開をいたします。本堂裏の講堂跡に建つ寶蔵堂にて。
・日程:10/7~10/29
・時間:10:00~16:00
・会場:般若寺宝蔵堂
・特別拝観料:300円
(堂内が狭いですので念のためにマスクをご持参くださいませ)

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪つぼみ≫

夏から秋にかけての猛暑がコスモスの開花を遅らせています。
当寺では10月1日から「見ごろ」になるように育てていたのですが、予想はみごとに外れてしまいました。
そこで「開花予測」を10月10日に先送りさせていただきます。
そのため、「花期特別拝観料」の期間も10月10日~11月20日へと変更いたします。それまでの拝観料は平常期(500円)のままとなります。
「満開」の時期は10月半ばから11月終わりごろまで続くと思われます。
過去には12月まで咲き続けたこともありました。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく、10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子


〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫
◇ヒガンバナ(彼岸花):≪満開≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月 4日 (水)

コスモス寺花だより

10・4

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪つぼみ≫

夏から秋にかけての猛暑がコスモスの開花を遅らせています。
当寺では10月1日から「見ごろ」になるように育てていたのですが、予想はみごとに外れてしまいました。
そこで「開花予測」を10月10日に先送りさせていただきます。
そのため、「花期特別拝観料」の期間も10月10日~11月20日へと変更いたします。それまでの拝観料は平常期(500円)のままとなります。
「満開」の時期は10月半ばから11月終わりごろまで続くと思われます。
過去には12月まで咲き続けたこともありました。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく、10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子


〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫
◇ヒガンバナ(彼岸花):≪満開≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月 3日 (火)

コスモス寺花だより

10・3

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪つぼみ≫

夏から秋にかけての猛暑がコスモスの開花を遅らせています。
当寺では10月1日から「見ごろ」になるとの予測を立てていましたが全く外れてしまったので、
「開花」を10月10日からと変えさせていただきました。
そのため、「花期特別拝観料」の期間も10月10日~11月20日へと先送りしますので、それまでの拝観料は平常期(500円)のままになります。
「満開」の時期は10月半ばから11月中旬ごろまでと思われます。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく、10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子


〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫
◇ヒガンバナ(彼岸花):≪満開≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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2023年10月 2日 (月)

コスモス寺花だより

10・2

〔コスモスの開花情報〕

◇コスモス(秋桜):≪つぼみ≫

九月の記録破りの猛暑がコスモスの開花を遅らせました。
10月1日から見ごろになるとの予測は大きく外れ、
10月10日からに変更しました。
そのため「花期特別料金」の期間は10月10日~11月20日となりますので、それまでの拝観料は平常期(500円)のままです。
満開の時期は10月半ばから11月中旬までと思われます。

境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」の品種は花が大きく、10㎝ほどもあり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子


〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫
◇ヒガンバナ(彼岸花):≪満開≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた花期を10日間先送りします。(来年は未定)

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。


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2023年10月 1日 (日)

コスモス寺花だより

10・1

10月、神無月(かみなづき)となりました。
コスモスが見ごろになる秋本番です。

〔コスモス〕

◇コスモス(秋桜):≪つぼみ≫

◎気象異変がコスモス開花に異変をもたらせてしまいました。例年は5分咲きの「見ごろ」のはずが、まだ花は開花していません。そこで「花期特別拝観料」を1週間先送りし、しばらくは「平常料金」でご参詣いただきます。
「花期特別料金」の期間は10月10日~11月20日までに変更されます。

今年のコスモスは真夏の猛暑が9月まで続いたため、
開花が遅れました。
例年なら9月のお彼岸から咲きだすのが、10月に入ってもまだ咲いていません。
満開は例年10月10日からですが、今年はおくれて10月半ば以降になりそうです。
その代わり、11月の終わりまで満開状態を維持するでしょう。
境内の石ぼとけ様たちもきれいな花が咲き乱れるのを心待ちにしておられます。
境内全域で咲く「秋咲き巨大輪」は花が大きく10㎝ほどになり、遠くからでも花の形がよく分かる存在感のあるコスモスです。

「コスモスのまだ触れ合わぬ花の数」石田勝彦
「厨子出たる観音と遇う秋桜」伊丹三樹彦
「コスモスの花ゆれて来て唇に」星野立子


〔今咲いている花〕
◇ヒツジグサ(未草):≪見ごろ≫
◇シュウカイドウ(秋海棠):≪見ごろ≫
◇ヒガンバナ(彼岸花):≪満開≫

〔四季の花暦〕
・春:梅(2~3月)、椿・桜・桃(3~4月)、
山吹(4月)、梅花うつぎ(5月)
・夏:初夏のコスモス・紫陽花(5月~6月)
   未草・百日紅・秋海棠(6月~8月) 
・秋:萩・紫苑・彼岸花(9月)
コスモス(10月~11月)
   お茶(10月~12月)
・冬:水仙(12月~2月)

〔拝観志納金改定のお知らせ〕
本年度(令和5年・西暦2023年)の入山拝観料は
「平常期」と「花期特別」の二期制、2種類となります。
*団体割引はありません。
◆「花期特別拝観料」
期間:(1)アジサイ花期(6月1日~30日)
(2)コスモス花期(10月10日~11月20日)
*気象異変のため開花が遅れましたので、当初決めていた時期を10日間先送りします。
来年は未定。

〇 大人    700円
〇 中・高生 300円
〇 小学生    200円
〈各種優遇割引〉
〇 奈良交通「ワンデイチケット」等割引券提示  600円
〇 身障者手帳・奈良市「ナナマルカード」提示  400円

〔駐車場ご利用について〕
《駐車料金》:乗用車・大型バイク
*当寺の参拝専用駐車場は「般若寺護持会」によって運営されています。護持会の取り決めにより、
◎ 1時間500円
を申し受けることになりました。
(バスは1時間2000円)
*般若寺駐車場は一般駐車場ではございません。
あくまで般若寺参拝のために設けられた駐車場なので、
本駐車場に駐車して刑務所、牧場、奈良公園等、外へ出かけることは固くお断りいたします。
(この駐車場用地は明治維新で国に没収された旧境内地3万6千坪の一部737坪を、ほかの全てを犠牲にして、2度にわたり2億円を投じて失地回復したものです)

〔お茶の名産地復興をめざして〕
茶の産地を記した日本最古の文献『異制庭訓往来』(いせいていきんおうらい)によると、般若寺は鎌倉時代、お茶栽培の七名山(栂尾、仁和寺、醍醐、宇治、葉室、般若寺、神尾寺)の一つに数えられていました。この由緒ある「般若寺の茶」を今によみがえらせようと茶樹を増やしています。境内に自生する、忍性さん(鎌倉時代に病者救済の活動をされた高僧)以来の「般若寺茶」、そして現代の品種、「やぶきた」、「さやまかおり」、「べにふうき」、「おくみどり」、「せいめい」、「さえあかり」、「はると34」です。

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